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キュウリ

私たちが通常食べているキュウリは、肥大途中の未熟果です。水分が96%と多く、栄養素はほとんどありませんが、サラダに使えば青みとみずみずしさが魅力的です。お料理では酢の物や漬物などに使用されます。更に、キュウリには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進させるため、腸内環境の改善も期待できます。
最大50cm近く大きくなりますが、12~20cm程度で収穫するミニキュウリや、イボが多く果皮がやわらかくて歯切れがよい四葉系品種もあります。また、イボがなく甘みの強い品種も開発されています。

      

効能

・β-カロテンが含まれ、β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンA(目に良い効能)に変換されます。

・活性酸素発生を抑制・除去作用(動脈硬化予防 ・老化防止・がん発生抑制効果)をもつβ-カロテン

・高血圧の予防につながるカリウム

・むくみを取り、体を冷やす効果がある

などの栄養素を含む効能があります。

   

栽培のポイント

・温度や水分に敏感で、とくに幼苗期には夜温18℃以上を確保して育苗すると良いです。

・畑の土壌水分が不足すると生育不良になりやすいです。

・根の酸素要求量は野菜の中でも最も大きいほうで、土壌の孔隙量が多いほうがよく育ます。

・茎葉の組織はもろく、風が当たると折れやすいので、支柱立て・誘引を入念に行います。また、風

の強い畑では、防風垣を設けると良いです。

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