玉ねぎ
タマネギは、11月頃に定植すれば特別な寒さ対策も必要なく、誰にでも育てやすい野菜です。
タマネギ栽培は良い苗づくりが基本ですが、水分を与えすぎると根腐れするので注意してください。早まきして大苗で越冬すると春にとう立ちしてしまうため、品種ごとの種まき時期を守り、適正サイズの苗を育てることが大切です。また、苗が育ちすぎると定植を遅らせるのも一つの方法だと思います。収穫後に上手に干して保存すれば、年中食べることができます。収穫まで期間が長いのでマルチで雑草対策をするとよいです。
※また、連作障害の出にくい野菜です。
効能
・血栓の予防やコレステロールを代謝するアリシン
・高血圧症や動脈硬化の予防にも役立ケルセチン
・血糖値を上げないオリゴ糖であるフラクトオリゴ糖
などの栄養素を含む効能があります。
栽培のポイント
・冷涼な気候を好み、寒さにも強いが、寒冷地では越冬困難で、春まき栽培が行われます。
・土質の適応性は広いが、土壌水分に富む粘質土壌でよく生育し、乾きやすくて軽い火山 灰土壌での生育は難しいです。
・球の肥大には日長と温度が関係し、長日条件で温度が上昇すると肥大します。
・早まきして大苗で越冬すると、春のとう立ちが増加します。