サニーレタス
サニーレタスは、結球してないリーフレタスで、葉先が少し赤茶色で縮れて波打っているのが特徴です。味は淡白で苦みが少なく、歯ざわりはやわらかいので、サラダに入れるか添え物に向いています。栄養的には、玉レタスと比べてビタミン類が多く、とくにビタミンAは多く含まれています。サニーレタスは結球しないリーフレタスのひとつで、玉レタスに比べて生育期間が短く、栽培が容易です。
冷涼な気候を好み、25度以上になると生育は抑制され、病気の発生が多くなるので、秋の栽培が適しています。比較的暑さ寒さに強く、生育期間も短いのが特徴です。
効能
・活性酸素発生を抑制・除去作用(動脈硬化予防 ・老化防止・がん発生抑制効果)をもつβ-カロテン
・ビタミンB12とともに赤血球の生産を助ける葉酸
などの栄養素を含む効能があります。
栽培のポイント
・サニーレタスの発芽適温は25℃前後で、生育適温は15~20℃です。
・耐暑性と耐寒性が高いので真冬以外栽培が可能です。秋から冬にかけて色合いが鮮やかになります。
・サニーレタスは酸性土壌に弱い野菜なので、石灰で中和させてから育てましょう。
・種皮に発芽を抑制する物質が含まれるので、種まきの前に水に浸してから植えると発芽が揃います。
・発芽するまでは水をたっぷりと良いです。
・外葉から摘み取ると長期にわたって収穫を楽しめます。