チンゲンサイ
チンゲンサイは中国野菜ですが、日本にすっかり定着した代表野菜の緑黄色野菜です。また、鮮やかな緑色と、シャキシャキとした歯ごたえが人気のチンゲンサイは、ハウスを活用すれば、ほぼ一年中収穫することができます。お料理ではで油炒め、煮物、和え物、汁の実などの料理に使用します。
効能
・β-カロテンが含まれ、β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンA(目に良い効能)に変換されます。
・活性酸素発生を抑制・除去作用(動脈硬化予防 ・老化防止・がん発生抑制効果)をもつβ-カロテン
・高血圧の予防につながるカリウム
・免疫力を高めるビタミンC
・神経や筋肉の機能を正常に保つ効果があるリン
などの栄養素を含む効能があります。
栽培のポイント
・冷涼な気候を好み、生育適温15~22℃。秋まき栽培が最適であるが、トンネルやハウスを利用すればかなり低温期でも栽培できます。
・土壌の適応幅は広いが乾燥には弱いです。
・生育日数は春まきで50日、秋まきで60~70日、いちばん長い冬のトンネル栽培でも70~ 80日で収穫できる短期野菜です。
・低温で花芽分化し、その後の長日でとう立ち、開花するので、春まきは13~14℃以上の温度を与え、花芽分化を防ぐ必要です。